<わが街探偵団> 明神川の樋門、国の有形文化財へ
2020年11月21日 05時00分 (11月21日 13時40分更新)
「大府市横根町の明神樋門(ひもん)と明神川逆水樋門が近く、国の登録有形文化財になると聞きました。この樋門は、一体どのように価値が高いのでしょうか」 =大府市月見町の主婦(40)
樋門とは、川を立体交差させる構造物で、登録される二つの樋門は明神川が境川に注ぎ込む手前に隣接して築かれている。明神樋門は、境川の西側を通る五箇村川の上に明神川を通す樋門、明神川逆水樋門は境川の堤防の中に明神川を通すための樋門で、増水時に境川からの逆流を防ぐ開閉装置も付いていた=図。
文化庁に登録申請する文書の作成に携わった愛知大中部地方産業研究所研究員の天野武弘さん(74)によると、...
関連キーワード
おすすめ情報