名古屋にフィリピン総領事館、12月開設 愛知の在留者は国内最多

2020年11月21日 05時00分 (11月21日 05時01分更新) 会員限定
 フィリピン政府が十二月一日、在名古屋総領事館を名古屋市中区栄三のビルに開設する予定であることが、関係者への取材で分かった。愛知県はフィリピン人住民が都道府県別で最も多く、地元の支援団体が長年、同政府に要望していた。
 開設担当者によると、総領事館は愛知、岐阜、福井、長野、静岡、石川、富山、新潟、山梨の九県を管轄。ビザ発給など領事業務全般に加え、経済や文化交流に関する業務を担う。日本国内のフィリピンの在外公館は、東京の大使館、大阪市の在大阪・神戸総領事館に続き、三カ所目。
 国内のフィリピン人約二十八万人のうち、愛知県は約三万九千人で最も多く、静岡県は約一万七千人で六番目、岐阜県は約一万三千人で七番目。製造業が盛んな愛知は、この十年で在留者が約一・五倍に増えた。これまでは移動領事館を名古屋市で定期的に開き、パスポートの更新などの手続きを担っていた。開設担当者は「名古屋に総領事館を開設することは何万人もの利益につながる」と語る。
 名古屋市内の支援団体「フィリピン人移住者センター(FMC)」は、二〇〇〇年の設立当初から在名古屋総領事館の設立を要望してきた。家庭内暴力(DV)や本国から呼び寄せた...

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