【石川】コロナ時代に最新ICTを 51社・団体 eメッセ金沢開幕

2020年11月21日 05時00分 (11月21日 10時18分更新)
最新のICT機器を来場者に売り込む出展者たち=金沢市で

最新のICT機器を来場者に売り込む出展者たち=金沢市で

  • 最新のICT機器を来場者に売り込む出展者たち=金沢市で
  • VR技術で自動車や飛行機の運転・操縦体験が楽しめるシミュレーター=金沢市で
  • ウェブ上の店舗販売などを支援するサービスを紹介する横山商会の担当者=金沢市で
 最新の情報通信技術(ICT)を紹介する「第三十五回いしかわ情報システムフェア」(eメッセ金沢2020)が二十日、金沢市の金沢港クルーズターミナルで開幕した。「ウィズコロナ時代」に対応した新製品が数多く並んでいる。二十一日まで。入場無料。 
 石川県情報システム工業会の主催で、北陸を中心に五十一社・団体が出展。今回はコロナ禍で五月に予定していた展示会を延期したほか、「バーチャル展示会」としてインターネット上に特設サイトを初めて開設した。
 会場では、マスク姿のまま顔認証できるシステムや、テレワークに対応した労務管理システムなどが展示され、活発な商談が行われた。同工業会の担当者は「外出自粛によるテレワークの普及でICTがないと生活できないとみんな実感した。ニューノーマルな働き方をキーワードにした展示が多い」と話した。
 開場時間は午前十時〜午後五時。感染対策のため、ホームページで参加者名の事前登録を推奨している。(堀井聡子)

◇VR運転シミュレーター
◇ウェブ上で店舗再現

 インターネットプロバイダー(接続事業者)のメディアウェイブシステムズ(金沢市)は、仮想現実(VR)技術を使った自動車と航空機の運転・操縦シミュレーターを出展した。大容量のデータ通信に対応し、実在のサーキットを走行したり、世界中を飛行できたりする体験が楽しめる。路面状況などに応じてシートが振動し、臨場感を演出。来年初旬に発売する予定で、価格は五十万円以下を目指している。担当者は「ネットをつないで終わりではなく、どんな楽しみ方や活用ができるのかを提案したい」と語る。
 ソフトウエア開発の石川コンピュータ・センター(同市)は、食品衛生管理支援サービスを紹介。冷蔵庫や倉庫の温度と湿度をセンサーで測定してクラウド上で一元管理し、所定の値を超えると、メールや会員制交流サイト(SNS)で担当者のスマートフォンやパソコンに通知するほか、その原因を記録して社内で共有することができる。
 商社の横山商会(同市)は、VR空間を自由に歩き回れる機能などを設けたホームページを作成するサービスを提案した。インターネット上で実際の店舗を再現して販売したり、工場見学会を実施したりしたいという企業に提案していく考え。顧客の要望に応じて、商品名やアイコンをクリックすると、カタログや動画を表示する機能も取り入れることができる。(高本容平)

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