加賀丸いも 最高額3万円 金沢で「プレミアム」初競り

2020年11月21日 05時00分 (11月21日 10時14分更新)
加賀丸いもの「プレミアム」を手にする(左から)鍔裕加里さん、川村浩司さん、岡元豊さん=金沢市西念の市中央卸売市場で

加賀丸いもの「プレミアム」を手にする(左から)鍔裕加里さん、川村浩司さん、岡元豊さん=金沢市西念の市中央卸売市場で

  • 加賀丸いもの「プレミアム」を手にする(左から)鍔裕加里さん、川村浩司さん、岡元豊さん=金沢市西念の市中央卸売市場で
 石川県能美、小松両市特産の「加賀丸いも」で特に大きく形が美しい「プレミアム」の今季の初競りが二十日、金沢市西念の市中央卸売市場であった。二個入りの一箱(一個約六百グラム)が過去最高の三万円で落札された。
 同市寺町の料亭「つば甚」が、落札した青果会社を通して購入した。同店の若おかみ、鍔(つば)裕加里さん(34)は「地元の食材をお客さんに楽しんでほしい」。料理長の川村浩司さん(51)は「粘りが強く食感もしっかりしているので、お吸い物に使いたい」と話した。
 加賀丸いもは二〇一六年、地域ブランドを保護する国の「地理的表示(GI)保護制度」に登録された。一七年に贈答品用に商品化されたプレミアムは、Lサイズ(四百五十〜六百グラム)で最上級品の「特秀」の中から厳選された。初めて競りが行われた一八年と一九年はいずれも二万円で落札された。
 南加賀地区丸いも生産協議会長の岡元豊さん(51)は「今年は台風の被害がなかったので、形の良い品が多い。新型コロナウイルスで誰もが厳しい状況に置かれている中、高値で評価していただいてうれしい」と話した。
 今季は十一月から来年三月ごろまでに約百トンの出荷が見込まれている。全体の3%ほどが特秀という。(西浦梓司)

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