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志摩ノ海、貴景勝に善戦も1差に後退「あしたの一番に集中するだけ」

2020年11月20日 21時23分

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貴景勝に激しく攻められる志摩ノ海(右)

貴景勝に激しく攻められる志摩ノ海(右)

◇20日 大相撲11月場所13日目(東京・両国国技館)
 幕尻の志摩ノ海(31)=木瀬=は、大関貴景勝(24)=千賀ノ浦=に押し出され、2敗目を喫した。
 必死に頭からぶつかり、おっつけて粘りに粘った。それでも、幕尻VS大関という番付の差は覆せなかった。結びも大関戦も初めての志摩ノ海が、貴景勝との1敗対決、真っ向勝負で抵抗したがいなしから背後を取られ、押し出されて万事休す。並走だったトップの座を明け渡した。
 白星を連ねてつかんだ晴れ舞台。緊張はせずに臨めたつもりだったが、2横綱2大関不在の中で5日目から結びで取り続ける相手には、場慣れの面で一歩及ばなかった。
 それでも、師匠の木瀬親方(元幕内肥後ノ海)から伝えられた「頭を上げず、思い切ってやるだけ」という作戦は貫き通し、腰の重さを知らしめた。師匠から「勝ち負けは関係ない」と励まされたように、今後の進化につながる貴重な時間になったのは間違いない。
 八角理事長(元横綱北勝海)も「志摩ノ海がいい相撲を取ったね。右からおっつけてガンガン出ようというね」。勝った大関以上に時間を割いて絶賛。今年3度目の幕尻Vに迫る姿で、一年納めの土俵を盛り上げる存在感を評価した。
 もちろん、まだ終わりじゃない。1差に後退したが、勝ち続ければ優勝決定戦の夢を見られる立場にいる。
 「(決定戦は)まったく考えてない。あしたの一番に集中するだけ」とあくまで無心。まずは14日目、照ノ富士との2敗対決で全てを出し切る。

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