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AI使った偽ポルノ「被害に対する原状回復は絶望的なほど困難」“ディープフェイク”技術の問題点とは

2020年11月19日 15時30分

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ディープフェイク動画に対して、大手芸能事務所「エヴァーグリーン・エンタテイメント」が10月に出した声明文

ディープフェイク動画に対して、大手芸能事務所「エヴァーグリーン・エンタテイメント」が10月に出した声明文

 日本音楽事業者協会は19日、警視庁がディープフェイク関連技術を使った画像のまとめサイトを運営していた3人を摘発したことに関連し、そうした違法サイトの問題点や音楽・芸能産業に従事するアーティスト、プロダクションの権利侵害の拡散防止についての見解を公表した。
 同協会は問題点として、
(1)ファクトチェックがないまま虚偽情報が開示
(2)恣意(しい)的に特定のターゲットへの不利益、社会的信用を失墜させる
(3)映像・画像の無断転載は今回の事件のように人格権を侵害
などと指摘。さらに、著名性で社会の耳目を集めるタレントはページビューによる広告収益を目的とした悪質なサイトの標的とされやすい―と今後も違法サイトへの注視が必要とした。
 同協会顧問の錦織淳弁護士は「ディープフェイク動画はインターネットを通じて瞬時に世界中に拡散され、被害に対する原状回復は絶望的なほど困難になる」とし、違法画像のまとめサイトは「自ら制作しないものの、収集・編集して掲載することで、インターネットに本質的に内在する拡散の容易性を一層加速・増大させる」などと権利侵害の助長行為根絶を呼び掛けた。

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