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若狭町の中学で楽器披露の演奏会 作曲家故坪田豊治郎さん遺族が寄付

2020年11月19日 05時00分 (11月19日 05時00分更新)
寄付で購入した楽器などで演奏を披露する生徒たち=若狭町の三方中で

寄付で購入した楽器などで演奏を披露する生徒たち=若狭町の三方中で

  • 寄付で購入した楽器などで演奏を披露する生徒たち=若狭町の三方中で
  • 寄付で購入したグランドピアノ(左奥)の伴奏で歌を合唱する生徒たち=若狭町の三方中で
  • 坪田豊治郎さんの頭像=若狭町の三方中で
 若狭町の三方中学校で18日、地元出身の作曲家の坪田豊治郎さん(1924〜2010年)の遺族からの寄付金で購入したグランドピアノと金管楽器の披露演奏会があった。坪田さんは同校校歌の作曲者でもある。彼の功績を振り返り、生徒らが校歌を演奏するなどして「偉大な先輩」をしのんだ。同校の2年生65人の立志式で、坪田さんの生き方から将来の志を立てることを目的に催された。
 三方中によると、坪田さんは現在の福井大を卒業後、陸軍に招集された。戦後、県内の小中学校教員となり、音楽を教えた。しばらくして上京し、都の小中学校教員などの傍ら作曲に取り組んだ。著名な音楽コンクール作曲部門に複数回入賞するなど作曲家として活躍。三方中は一九五六年、地元ゆかりの作曲家として校歌の作曲を依頼した。
 いつもふるさとのことを思っていたという坪田さん。校歌は何度も練り直し、軽快なリズムに仕上げた。
 今年八月、三方中に多額の寄付をしたのは坪田さんの妻、茉莉子さん(神奈川県湯河原町在住)。同校は吹奏楽部の楽器などが古くなっていることもあり、グランドピアノ、電子ピアノ、チューバ、ビブラホーン、ホルン、ユーフォニアム、バリトンサックス...

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