【福井】知事「第3波に入るかも」 注意報を26日まで延長
2020年11月19日 05時00分 (11月19日 05時00分更新)
県は十八日、福井、敦賀両市の男女計十一人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者が二桁に上るのは八月三十日の十一人以来、二カ月半ぶり。杉本達治知事は同日の県新型コロナウイルス感染症対策本部会議で、発令中の「県感染拡大注意報」を二十六日まで一週間延長すると発表した。会議後には「第三波に入るかもしれない難しい局面」との認識を示した。
県によると、直近一週間の県内感染者は九系統に分かれ、二十一人に上る。十八日発表の十一人のうち、感染経路が新規とみられるのは一人にとどまり、多くが濃厚接触者らの検査で見つかっている。
杉本知事は「今のところ県内で次々と感染が増殖している状況ではない。ここでしっかりと気を付けて、第三波にならないよう抑えていかないといけない」と説明。一方で「新規感染が続くようなら警報基準を超えることになりかねない」と述べ、警戒を強めた。
現在の感染拡大注意報は、県が十三日に発令した。期間は当初、十九日までの一週間を予定していたが、感染状況を踏まえ延長した。県は感染対策の再徹底を求めている。
具体的にはマスクを外す飲酒・会食などは少人数、短時間で実施。マスクを外して...
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