東京感染者493人!! 私なら迷わずテレビ観戦にするが…優勝争いは2敗までに絞られた【北の富士コラム】
2020年11月18日 20時50分
◇18日 大相撲11月場所11日目(東京・両国国技館)
えらいことです。18日の東京の新型コロナ感染者は493人と発表されました。故郷の北海道も悲惨な状況となっています。正直申し上げて、相撲どころではありません。お客さんも、わざわざ危険を冒してまで国技館にまで来ずに、家でテレビ観戦された方が良いと思います。私なら迷わず、そうします。それでも来ていただくからには、もっと良い相撲をお見せしなければ、バチが当たるというものです。
そろそろ優勝争いが絞られてきました。3敗組は、ほぼ完全に権利がなくなりました。宝富士と竜電が、2敗を死守すべく、激しい攻防を展開したが、竜電がねちっこい相撲で宝富士の十分の左四つを許さず、2敗を守った。宝富士は連日の長い相撲で、さすがの鉄人も力が尽きた。
同じく2敗の照ノ富士が、前日の再現のように、かんぬきで豪快につり出した。相撲巧者の妙義龍も、あのかんぬきは防ぎようがなかった。照ノ富士の気迫はすごい。12日目は御嶽海。強敵と言いたいが、今場所の御嶽海は全くやる気がないので大丈夫だろう。
貴景勝は若手の挑戦を軽くあしらったが、決まり手は突き落としだった。今場所は押し出しより、引き技の方が多く感じる。12日目は宝富士と対戦。今場所の宝富士はどっしりと腰が重く、攻め込まれる相撲はあまり見られない。立ち合いに大関の当たりを止めると、勝機が出てこよう。
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