新型コロナ 美浜原発感染4人に 関電 社員ら74人自宅待機 

2020年11月18日 05時00分 (11月18日 09時41分更新)

 県は十七日、新たに男女四人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。うち二人について、関西電力は美浜原発(美浜町)に勤務する男性社員と男性警備員だと公表。同原発での感染者は、通算四人になった。日本原子力発電(原電)は、一人が立地・地域共生部(敦賀市)の男性社員だと公表した。 (今井智文)
 

原電1人、福井で1人


 感染した美浜原発の男性警備員は滋賀県在住の三十代。十四、十六日に関電が感染者として発表した警備員二人と同じ警備会社に所属し、仕事で接触があった。十四日から発熱や喉の痛みがあった。
 同原発の男性社員は敦賀市の六十代で、十二日に発熱があった。関電は、同じ通勤バスに乗るなどした社員や協力会社の七十四人を自宅待機とした。工事などへの影響を調べている。
 男性社員はこの二週間に県外に滞在しておらず、仕事もデスクワークが中心で、感染した警備員たちとの接点が見つかっていない。県は十八日にかけて、美浜原発などで感染者と接触のあった最大百人程度を幅広く検査し、感染経路の特定を目指す。
 原電では敦賀市に住む六十代男性社員が十四日に発熱し、陽性と分かった。原発の状況などについて市町に説明対応する仕事で、十一〜十二日に東京都に出張した。最近二週間に原電敦賀原発(敦賀市)には入っていない。原電は一緒に業務に当たるなどした十四人を自宅待機にしている。廃炉作業中の1号機と停止中の2号機の運営に影響はない。原電社員の感染は全国で初めて。
 このほか、福井市で自営業の七十代女性が十四日に発熱し、検査で陽性と分かった。行動歴などは保健所が調査している。

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