コロナに負けず全国頂点 浜松日体中高吹奏楽部

2020年11月18日 05時00分 (11月18日 05時00分更新)
最優秀グランプリを獲得した浜松日体中高吹奏楽部の跡部りさ部長(左)と中本侑良副部長=浜松市東区で

最優秀グランプリを獲得した浜松日体中高吹奏楽部の跡部りさ部長(左)と中本侑良副部長=浜松市東区で

  • 最優秀グランプリを獲得した浜松日体中高吹奏楽部の跡部りさ部長(左)と中本侑良副部長=浜松市東区で
 浜松日体中高の吹奏楽部が、七日に動画審査で行われた「日本管楽合奏コンテスト」全国大会の高等学校A部門で、最上位の最優秀グランプリ・文部科学大臣賞に初めて輝いた。新型コロナ禍でも試行錯誤して練習方法を模索し、悲願を実らせた。 (細谷真里)
 他の大会が軒並み中止になる中で、同大会は七月末に動画による実施が決定し、小編成の同校にとって唯一の出場機会となった。昨年は予選落ちして悔しい思いをしていただけに、トロフィーや賞状を郵送で受け取った跡部りさ部長(二年)は「まさかという気持ち。トロフィーが届いてもいまだに実感が湧かない。でもうれしいです」と笑顔を見せた。
 ハンガリー民話をテーマにした組曲「ハーリ・ヤーノシュ」を演奏し、学校で撮影した動画は「音楽の躍動を強く感じた」「間の取り方が素晴らしい」「コロナ禍でよくここまでそろえてきた」などと高い評価を受けた。参加校数は非公表だが、生演奏だった例年に比べ多くの参加校があり厳しい大会となったという。中本侑良(ゆら)副部長(二年)は「音の大きさなど、自分たちで考えて吹く必要がある部分が多く難しかった」と振り返る。
 四、五月には休校や部活休止などで合奏の練習が難しくなる中、いち早くリモートでの合奏や個人レッスンなどを取り入れてきた。顧問の中山彰教諭は「コロナ禍でも歩みを止めず、それぞれが自分らしい演奏を突き詰めたことが評価につながったのかな」と部員の頑張りをたたえた。

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