【石川】工芸館で放水訓練 巨匠の品 落雷から守れ

2020年11月16日 05時00分 (11月16日 10時17分更新)

開館したばかりの国立工芸館の前で防火訓練があり、一斉放水する消防団員ら=15日、金沢市出羽町で

 金沢市出羽町の東京国立近代美術館工芸館(国立工芸館)で十五日、秋の全国火災予防運動に合わせた防火訓練が行われ、晴れ渡った青空に日本海側初の国立美術館を守る水のアーチがかかった。
 同市第一消防団による訓練は、国登録有形文化財となっている建物近くの樹木に雷が落ちたとの想定で行われた。ポンプ車がサイレンを鳴らして駆け付けると、団員ら約百人が防火水槽に手早くホースをつなげるなど必要な動作を確認。火の粉が建物に飛ばないよう、水の幕をつくるようにして放水した。
 土谷守団長(68)は訓練後の訓示で「周辺にも重要な文化施設があり、訓練を重ねてさらに安心、安全に貢献したい」と語った。
 国立工芸館は東京都から移転し、十月二十五日に開館した。

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