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中能登産古代米 PR菓子第2弾 「平岡さん」バウムクーヘン販売

2020年11月16日 05時00分 (11月16日 12時00分更新)
谷喜義さん(右)の古代米を使った商品を移動販売している平岡邦雄さん=中能登町能登部下で

谷喜義さん(右)の古代米を使った商品を移動販売している平岡邦雄さん=中能登町能登部下で

 中能登町芹川の飲食業平岡邦雄さん(50)が、町産の古代米のPRに一役買っている。二月から町外で古代米を使った大判焼きを移動販売し、今月からは県内の菓子店に依頼して完成させた新商品のバウムクーヘンの販売も始めた。「日本最古のおにぎり」とされる炭化した米の塊が出土した町の特産品を広く発信している。 (稲垣達成)

 平岡さんは二月に内灘町から中能登町へ移住。友人を通じて生産者の谷喜義さん(78)=同町能登部下=と知り合い、古代米の存在を知った。黒米や赤米などを目にし、ふとひらめいた。「生地に練り込んだら面白いかも」。大判焼きの製造販売を思い付いた。
 古代米のおいしさを知ってもらおうと、町外で移動販売を始めた。モチモチとした食感や一風変わった見た目が評判に。第二弾の商品として、県内の菓子店に黒米の米粉を生地に練り込んだバウムクーヘンの製造も依頼。十日から大判焼きと共に販売している。
 曜日ごとに金沢市やかほく市、内灘町の商業施設などを巡回。十二月からは中能登町井田の道の駅「織姫(おりひめ)の里 なかのと」でも販売し、販路拡大を目指す。平岡さんは「いろんな形で町特産の古代米をPRしていきたい」と語る。
 合併前の旧鹿西町で一九八七年に、弥生時代の杉谷チャノバタケ遺跡で炭化米が出土したことを記念し、「おにぎりの日(六月十八日と十一月十八日)」を定めている中能登町。谷さんが「まちおこしにもなる。頑張ってくれ」と背中を押すと、平岡さんは「古代米の風味のせいか、大判焼きもバウムクーヘンも素朴な味になる。日々改良を重ねていきたい」と話している。
 移動販売では大判焼き、バウムクーヘンいずれも税込み百五十円。

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