<福井掘れ惚れ> ラニーニャ現象でどうなる今冬の雪

2020年11月16日 05時00分 (11月16日 05時00分更新) 会員限定
 平野部にも雪の季節が近づいている。気になるのは、気象庁が9月に、ラニーニャ現象が発生したとみられると発表したことだ。異常気象の要因になり得るとされており、前回の発生時は嶺北地方で記録的な大雪になった。福井地方気象台の担当者は、今冬が大雪になるかは見通せないとした上で「冬型の気圧配置が強まり気温が低くなる傾向がある。注意を怠らないでほしい」と呼び掛けている。
 ラニーニャ現象は、太平洋の南米ペルー沖で海面水温が平年より低くなる。一方、インドネシア側では高くなり、積乱雲が発生しやすい状況になる。この影響で大陸上の偏西風が平年より押し上げられ、日本付近では南に蛇行し、寒気が東日本以西にやや流れやすい見込みだ。
 福井地方気象台の気象情報官、長井光明さん(53)は「ラニーニャ現象は今冬も続くとみられており、今季は昨季のような暖冬になることはないだろう」と予想する。
 前回のラニーニャ現象の発生は、二〇一七(平成二十九)年秋〜一八年春。発生中の一八年二月、福井市で積雪が三十七年ぶりに一四〇センチを超えた。福井、石川県境の国道8号で最大約千五百台の車両が立ち往生し、県は自衛隊に災害派遣を要請した。物流...

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