【石川】クマ ドローンで発見 小松で初成功 追い返す

2020年11月14日 05時00分 (11月14日 10時11分更新)
赤外線カメラで撮影した茂み。中央の丸く赤色に写っているのがクマ=13日、石川県小松市矢田野町で(小松市消防本部提供)

赤外線カメラで撮影した茂み。中央の丸く赤色に写っているのがクマ=13日、石川県小松市矢田野町で(小松市消防本部提供)

  • 赤外線カメラで撮影した茂み。中央の丸く赤色に写っているのがクマ=13日、石川県小松市矢田野町で(小松市消防本部提供)
  • ドローンで上空30メートルからカメラ撮影した茂み。中央の黒い部分がクマ=13日、石川県小松市矢田野町で(小松市消防本部提供)

 十三日午後三時十五分ごろ、石川県小松市矢田野町の柿に体長一〜一・二メートルの成獣のクマが目撃された。同四時半ごろ、市消防本部の職員がドローンで上空から捜索を始め、クマの体温を探知できる赤外線カメラで、柿から南に百メートルの茂みにいるクマを数分で発見した。市内でドローンを活用したクマ発見は初めて。 (井上京佳)
 市と消防、小松署がドローンでクマを監視しながら、爆竹でクマを三百メートル南東の山へ追い返す作戦を実行。市職員らが山の反対側から茂みに向かって爆竹計六十発を鳴らし、クマを追い出した。クマは一度水路に入り込み、ドローンで追えなくなったが、水路そばで足跡が見つかった。午後五時半ごろ、山へ入るクマを目撃したと一一〇番があり、捜索は終了した。
 市消防本部は二〇一六年からクマの捜索にドローンを使用。今年十月、赤外線カメラも搭載したドローンを導入した。ドローンを操作していた消防職員は「発見した時はまさかと思った。住宅も近い地域だったため迅速に対応できてよかった」と話した。 

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