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小学生にアイシングは必要でしょうか?

2020年11月14日 05時00分

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 【質問】小学4年の孫がピッチャーをしています。毎回100球前後投げています。監督が代わろうと言っても聞かないそうです。試合後もアイシングをしたがらないそうですが、小4でもアイシングは必要ですか。 (愛知県みよし市 H・Kさん)
 【答え】アイシングについては、保護者の方からよく聞かれることがあります。私は小学生のアイシングには疑問を持っています。投球数が少ない小学生はアイシングの力を借りるほど、肩や肘を酷使しているとは思えないからです。さらに自力の治癒力も弱くなるのではないかと心配しています。
 時代が違うとはいえ、昭和の名投手の中にはいまだに肩を冷やすアイシングに異を唱える人がたくさんいます。しかし、近代スポーツ医学では回復を早めるためにアイシングは欠かすことができない−というのが主流です。プロ野球のトレーナーに聞いたアイシングの基本を教えます。(1)投球後、できるだけ早く行う(2)大人は20〜30分、小学生は凍傷を防ぐ意味もあって10分〜15分(3)アイシング直後は投球を禁止し、負荷のかかるストレッチも控える。
 小学生ではダブルヘッダーがよくありますが、昼食や別の試合を挟んで時間がたてば投げてもいいのでしょうが、できれば避けてください。お孫さんは負けん気が強く頑固なようですが、100球前後投げたときは次回登板のため、アイシングをするといいでしょう。小さいころからの肩の酷使には十分気を付けてください。 (慶大野球部元監督)
 【水、土曜日連載】
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