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<延びる新幹線> 工期遅延、建設費増 財源の出どころ焦点

2020年11月12日 05時00分 (11月12日 05時00分更新)
大型クレーンなどを使って工事が進む北陸新幹線の福井駅舎=福井市中央1で

大型クレーンなどを使って工事が進む北陸新幹線の福井駅舎=福井市中央1で

  • 大型クレーンなどを使って工事が進む北陸新幹線の福井駅舎=福井市中央1で
  • 厳しい表情で「2023年3月の敦賀開業は政府・与党合意で決められていたこと。憤りを覚える」と語る杉本知事=県庁で
  • 北陸新幹線金沢−敦賀間の工期遅れや建設費増加について報告を受けた与党PT=東京・永田町の衆院第2議員会館で
 北陸新幹線金沢−敦賀間の建設費が、物価上昇や追加工事、入札不成立への対応などで二千八百八十億円増加することが十一日、明らかになった。現状の枠組みでは、建設費増は地方負担に直結する。建設費は二年前に二千二百六十三億円の上振れが判明したばかりで、沿線の反発は必至だ。財務省も国費増に難色を示すとみられ、年末の予算編成に向けて財源をどう手当てするかが焦点の一つになる。 (山本洋児)
 「工事が延びることによってさまざまな損害が出る。特に地方の負担分は、さまざまなルールがこれまで決まっている。簡単に福井、石川にこれだけ負担増というわけにはいかない。何か知恵を出すべきだ」。十一日にあった与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)の会合後、細田博之座長は、地方負担の軽減策を検討する方針を明らかにした。
 整備新幹線の建設費は、JRが国に支払う施設使用料(貸付料)を除いた額を、国と沿線自治体が二対一で負担する。貸付料の使途は現在、二〇三〇年度末の北海道新幹線札幌開業分まで決まっている。このため新たな策を考えなければ、国費と地方負担で対応する可能性が高い。
 自民党PT座長の高木毅衆院議員(福井2区)...

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