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原発40年超再稼働同意の議論は白紙

2020年11月11日 05時00分 (11月11日 05時00分更新)
 杉本達治知事は十日の定例会見で、関西電力が四十年超運転を目指す美浜原発3号機と高浜原発1号機の再稼働同意について「今の状況では日程感はない」と強調し、県議会に議論を要請するなどのスケジュールは現時点で白紙だという考えを示した。
 杉本知事は十二月定例会中に議会に結論を求めるかについて「まったくそうした前提は持っていない」と強調。国と関電に使用済み核燃料の中間貯蔵施設の県外立地提示などを求めていることを踏まえ、「国や関電に投げたボールが返り、立地地域の考えが四十年超運転の方向になるのであれば、必要な手続きで判断する」と述べた。
 これまでに再稼働した県内原発の同意手続きでは、西川一誠前知事が県議会の開会時、議会側に再稼働の是非について議論を求め、議会が同意した後に知事が同意を判断している。次回の県議会十二月定例会は今月二十六日に開会する。
 杉本知事は安全対策工事が完了した美浜3号機と高浜1号機について「最終判断前に見せてもらう」と述べ、同意判断の前には現地視察を行う考えも示した。 (今井智文)

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