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昌磨は世界一になれる

2019年2月12日 02時00分

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エキシビションでクリムキンイーグルを披露する宇野昌磨=アナハイムで(共同)

エキシビションでクリムキンイーグルを披露する宇野昌磨=アナハイムで(共同)

◇四大陸選手権

 男女とも素晴らしい試合でした。特に宇野選手のフリーは1カ月で右足首を3度捻挫した影響で体力的に辛そうでしたが、あれだけの演技ができたのは強い根性からきたものだと思います。一つ一つの技に魂がこもっていた。だから世界最高点につながったのだと思います。
 スケーターにとって、ジャンプのときに着氷する右足を痛めると厄介です。特に右足首の捻挫はクセになることがあります。私も大学2年の時に捻挫した経験がありますが、医者から「ちゃんと治さないとクセになるから滑らない方がいい」と言われ、1カ月くらい休みました。宇野選手とは1月に連絡を取りましたが、まだ痛いと。今大会はいい演技ができてホッとしていますが、幼少時から一緒に練習してきた仲間としては、無理せず休んだ方がよかったのかなと思う気持ちもありましたね。
 3月の世界選手権まで時間はありません。五輪王者の羽生結弦選手、世界王者のネーサン・チェン選手がライバルになりますが、宇野選手が世界一になる可能性は十分にある。技のレベルはほぼ同じだけに、どれだけミスなくできるか。今回の構成はSPで4回転フリップを、フリーで4回転サルコーを回避しました。右足首の回復次第で再び組み込む可能性はありますが、どう判断するか。いずれにしても少しでも治して昌磨らしい滑りが見たいですね。
 女子の紀平選手も見事な逆転優勝でした。フリーの最初のポーズを取ったときの表情を見て、これはいくなと。自信に満ちあふれていたというか、肝が据わっているというか。演技も一つ一つの技の質がよくて、出来栄え点の加点が高い。見事でした。一方、全日本選手権を制した坂本選手は1つのミスで表彰台を逃した。相当悔しいと思います。でも、この経験は必ず世界選手権に生きると思っています。(プロフィギュアスケーター、ソチ五輪代表)
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