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田中恒成 井岡との大みそか決戦に「俺の方が強いと思います。KOで決着つけ世代交代を」

2020年11月10日 18時27分

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リモート会見後、ポーズを取る田中恒成(畑中ジム提供)

リモート会見後、ポーズを取る田中恒成(畑中ジム提供)

 12月31日のWBOスーパーフライ級タイトルマッチ(東京・大田区総合体育館)で、史上最速の世界4階級制覇を目指す同級1位の前WBOフライ級王者・田中恒成(25)=畑中=が10日、オンラインで会見。王者井岡一翔(31)=Ambition=に敬意を示しつつも、世代交代とKOでのベルト奪取を宣言した。プロ戦績は田中が15戦全勝(9KO)。井岡は27戦25勝(14KO)2敗。
   ◇   ◇
 ビシッと決めたスーツ姿の田中が、真っすぐな言葉で井岡との大みそか決戦への思いをにじませた。モニター越しでまず語ったのは、日本男子初の4階級制覇チャンピオンへの敬意だった。
 「ここ10年ぐらい、日本のボクシング界を引っ張ってきた選手。俺にとって、キャリア最大の勝負」
 史上初となる世界複数階級制覇の日本人対決が発表された9日に会見した井岡は「格の違いを見せる」「僕にとってメリットのない試合」など、挑発とも取れる強気発言を連発した。もちろん、耳には入っていたが今の田中は挑戦者。礼を尽くした上で力強く応戦した。
 「格という面では(井岡が)上かもしれないですけど」と現状を認めた上で「直接、戦えば俺の方が強いと思います。世代交代というか、こういう試合を文句のつけようのないKOで決着をつけたい」。大みそかのリングで立場を逆転させる。
 16戦目で4本目の世界のベルトを奪えば、6階級制覇王者のオスカー・デラホーヤ(米国)の24戦目を大きく上回る最速の4階級制覇。目標とする自身初の団体統一へ、将来的に視野に入れる海外でのビッグマッチを実現させるためにも、これ以上ないアピール材料となる。
 プロで最長となる丸1年のブランクも、3月のフィリピン合宿で見つかった課題を克服する前向きな時間になった。気になる内容は「話が長くなるので」と内緒。本番をお楽しみにと言わんばかりに、ニヤリと笑った。
 2020年を締める一戦は「自分が日本のボクシング界を引っ張っていく」心意気を結果で示す場。舌戦じゃなく、拳での語り合いを今か今かと待っている。

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