ユナイテッド 決勝Rを逃す サッカー地域CL 初勝利も組2位 

2020年11月10日 05時00分 (11月10日 10時09分更新)
福井ユナイテッドFC−FC徳島 後半21分、先制点を決めた福井のFW金村(中)=兵庫県洲本市の五色台運動公園「アスパ五色」メイングラウンドで(上田進一さん提供)

福井ユナイテッドFC−FC徳島 後半21分、先制点を決めた福井のFW金村(中)=兵庫県洲本市の五色台運動公園「アスパ五色」メイングラウンドで(上田進一さん提供)

  • 福井ユナイテッドFC−FC徳島 後半21分、先制点を決めた福井のFW金村(中)=兵庫県洲本市の五色台運動公園「アスパ五色」メイングラウンドで(上田進一さん提供)

 サッカーの日本フットボールリーグ(JFL)昇格を懸けた全国地域チャンピオンズリーグは第三日の八日、兵庫県洲本市の五色台運動公園「アスパ五色」メイングラウンドなどで一次ラウンド最終節が行われ、福井ユナイテッドFC(北信越1位)がFC徳島(四国1位、徳島)に2−0で勝利した。通算成績を1勝2分けの勝ち点5としたが、C組2位となり決勝ラウンド進出を逃した。前身のサウルコス福井を含めて八度目の挑戦だったが、今年も昇格を逃した。
 福井は後半21分にFW金村賢志郎が先制ゴール。終了間際には途中出場のFW我那覇和樹が追加点を挙げた。今大会三試合を通し、無失点と堅守が光ったが、初戦から二試合連続で引き分けたのが痛かった。
 ◇県勢の成績
福井ユナイ 2 0−0 0 FC徳島
テッドFC   2−0       

 県民の関心高まる 

 八度目の挑戦でも昇格を逃した。主将のFW山田雄太は「本当に申し訳ない」と何度も謝罪した。結果を重く受け止めるのは当然だが、ここまでの過程は前向きに捉えたい。大勢の人が熱い思いで福井ユナイテッドを応援した。

 ホーム戦の平均入場者数は千百二十人と、昨年から五百人近くも増えた。選手たちは積極的に地域に出向き、園児や小中学生と交流していた。「地域の役に立たないと意味がない」と服部順一GM。活動がメディアに取り上げられ、ニュース番組にはチーム専用のコーナーもできた。県民が関心を持ってきた。
 今大会に向け、応援資金として五百万円を募った。七日時点で五百四十万円を超えたのは、関心と期待の表れだ。「福井全体が盛り上げようとしてくれていた。今季は高いモチベーションで臨めた」。試合後、山田は感謝を口にした。
 結果がすべてではない。県民に必要とされるチームに変わりつつあるこの流れを絶やさないことが重要だ。十二月には天皇杯四回戦も控える。今季公式戦では無敗が続くだけに、全力で感動を与えるプレーを見せてほしい。 (谷出知謙)

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