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美浜3号で安全対策設備公開 地震、津波の新規制基準に対応

2020年11月10日 05時00分 (11月10日 05時00分更新)
中央制御盤をデジタル式に変えた美浜原発3号機の中央制御室(代表撮影)=美浜町丹生の関西電力美浜原発で

中央制御盤をデジタル式に変えた美浜原発3号機の中央制御室(代表撮影)=美浜町丹生の関西電力美浜原発で

  • 中央制御盤をデジタル式に変えた美浜原発3号機の中央制御室(代表撮影)=美浜町丹生の関西電力美浜原発で
  • 美浜原発3号機の原子炉建屋(右奥)と、安全対策工事で新設した緊急時対策所(手前)=美浜町丹生の関西電力美浜原発で
 関西電力は九日、運転開始から四十年を超えての再稼働を目指す美浜原発3号機(美浜町)で九月に完成した安全対策設備を報道陣に公開した。津波防潮堤や事故時の対策本部となる緊急時対策所、要員が待機する免震事務棟などを設置し、東京電力福島第一原発事故後の新規制基準に対応したとしている。
 関電は二〇一七(平成二十九)年六月から千六百五十億円を投じて対策工事を実施。3号機を囲う海抜五・五〜六メートルの防潮堤を設置して四〜四・二メートルの基準津波に対応したほか、最大加速度九百九十三ガルとされた基準地震動に耐えるよう原子炉内の機器を交換、使用済み核燃料プールの補強などを行った。老朽設備では中央制御盤を最新のデジタル式に替えるなどした。
 緊急時対策所では空気ボンベやフィルター付きの換気設備を使って放射性物質が建物に入るのを防ぐ仕組みや、建物外に電源車を配備して電源を確保する対応などを説明。免震事務棟では地下の免震設備や医務室などを紹介した。
 関電は早ければ来年一月にも美浜3号機を再稼働させる工程で、現在は機器や設備の性能を確認する使用前検査を受けている。実際の再稼働は、美浜町と県それぞれの議会と首長から...

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