「文句なしで球界NO.1」「ビビってますって」遊撃談議にも花咲かせ…【坂本勇人・井端弘和さん特別対談、その2】
2020年11月9日 06時00分
井端「デビューから次の年にレギュラーになってオールスターで話したね。そのときに『これからは坂本の時代だ』って言ったんだよね。それがウソにならなくてよかった」
坂本「それは僕もめっちゃ覚えているんですよ。井端さんが新聞のコメントで『次世代のスター選手が出てきたという感じがしますね』と言っているのをみて、うれしかたですね」
井端「本来なら同じポジションに若い子が出てきて『なにくそ』って思うじゃん。オレは宮本(慎也)さん、石井(琢朗)さんとやっているときは負けたくない気持ちだった。でも勇人のことは、すんなり受け入れられるというか。素直に太刀打ちできない感じがした」
坂本「井端さんはテレビの中の人という感じ。試合見ながら練習見ながらシートノック見ながら、なんであんな風に捕れるんだろう、と思いながら見てた。宮本さんとか鳥谷さんとか良い選手がたくさんいた。そういう環境も良かったですね」
井端「2014年に巨人でチームメートになったときはぶっちゃけ、どうだった?」
坂本「僕はめちゃくちゃうれしかった。守備をちゃんと教えてもらおうと…。試合を見てても、こういうことを意識してるんだろうなというのを感じていたので、打撃も含めていろいろなことを聞けるなと。ショートでずっと出ている人は一握り。野球の話ができるからうれしかった」
井端「守備の話が多かったかな」
坂本「井端さんの守備ってグラブが捕りにいかないんですよ。ボールが勝手に入ってくる。ああやって捕りたいなと思ってずっと練習してきて。それを近くで見させてもらって。『脱力』は井端さんに教えてもらった。でも最近ですね、こういう感じでやっていたのかなと思うようになったのは…」
井端「あれだけリラックスして守っている選手って、プロ野球みた中でもいないよ。プレッシャーかかる場面でも良い意味でちょっと遊んでる風にも見える。オレでもビビちゃってできない。緊張で動きが変わるのが普通なのに練習通りできるから、いろんな捕り方ができる。文句なしで球界ナンバーワン」
坂本「僕もビビってますって。ちょっとやめてもらっていいですか。井端さんに褒めてもらうの(笑)」
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