中日・吉見「野球の神様ありがとう!」落合さん、森さん、谷繁さん…たくさんの出会いに感謝感謝の引退セレモニー
2020年11月6日 22時47分
◇6日 中日4―5ヤクルト(ナゴヤドーム)
中日の吉見一起投手(36)が6日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)で現役ラストマウンドに上がった。先発として真っさらなマウンドに上がると、山崎に対して4球を投げ、空振り三振で最後の登板を締めくくった。以下は吉見の試合後のあいさつ。
本日はこのような場をもうけていただき、本当にありがとうございます。また、世の中がこんなに大変な状況な中で、野球ができていることに感謝しています。
ドラゴンズに入団して、たくさんの出会いがありました。この世界、道を導いていただき、プロ野球の厳しさを教えてくださった落合さん。入団してすぐに僕がこの世界で生きる道を示してくださった森さん。打たれても俺の責任だからと、その代わり考えて低く投げてこいと言っていただき、僕をリードしていただいた谷繁さん。ピンチのときなどマウンドに来てくださり、いろいろなアドバイスをいただいたり、俺のとこに打たしてこい、ゲッツー取るからと僕を鼓舞してくれた先輩方。何度もケガをしても今日まで投げれる体にしてくださったトレーナーのみなさん、トレーニングコーチのみなさん、いつも的確にアドバイスをくださるブルペンキャッチャーのみなさん、たくさんの人と出会って僕は今日ここに立つことできています。ありがとうございます。
そして何より妻と出会えたこと。妻なしでは今の僕は間違いなくありません。わがままな僕、自分勝手な僕、常に僕を優先して支えてくれました。僕以上に苦労があったんじゃないかと感じております。そして3人の子どもも産んでくれました。本当に感謝です。ありがとう。
選手のみなさん、ドラゴンズは強いです。もっともっと強くなると思います。いつ終わるか分からない人生、1日1日を大事にして後悔のないように。今年独走したジャイアンツを倒して、優勝して、与田監督を男にしてください。必ずできると思います。期待しています。
ドラゴンズファンのみなさん、今日まで僕を応援していただき、ありがとうごいました。投げるときは恐怖感いっぱいでマウンドに上がるのがこわかったです。ただマウンドに上がるときの声援、僕の背中を押してくれました。ありがとうございます。これからドラゴンズは強くなっていきます。チームの力だけでは優勝できません。ファンのみなさんの応援があって、チームに伝わり、選手が頑張り、勝利に結び付くと思います。これからもドラゴンズの応援をよろしくお願いします。
最後になりますが、15年間、幸せなプロ野球人生でした。本当にありがとうございました。そして、野球の神様ありがとう!
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