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札幌からのうれしい知らせ 加藤祥太騎手の通算100勝に拍手

2019年7月30日 18時00分

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2Rをイエスサンキューで制し、JRA通算100勝を達成した加藤騎手(中央)。左は石川騎手、右は川島騎手=27日、札幌競馬場で(福永忠敬撮影)

2Rをイエスサンキューで制し、JRA通算100勝を達成した加藤騎手(中央)。左は石川騎手、右は川島騎手=27日、札幌競馬場で(福永忠敬撮影)

札幌からうれしい知らせが届いた。27日の札幌2Rでイエスサンキューが1着となり、騎乗した加藤祥太騎手(22)=栗東・庄野=がJRA通算100勝を達成した。現役93人目。
記者が感動しているのは、同騎手の人間として、若者としての姿勢だ。それは本人が達成後に出したコメントにすべて詰まっている。
「うまくいかない時もありましたが、5年目で達成できて良かったです。もう減量もないので、今まで以上に気を引き締めて技術を向上させていきたいと思います」
そう、順風満帆だったわけではない。減量がなくなり、騎乗数も減った。実際、記録を達成した27日は2鞍、28日は1鞍のみ。腐らずやってきた姿勢に大きな拍手を送りたい。何度か話をしたが、なかなかしっかりした考えを持った若者だ。
騎乗数に恵まれず、騎手廃業を余儀なくされた若者を、これまでいっぱい見てきた。恨み言ばかりを吐き続ける若者を何人も見てきた。胸が締めつけられた。もちろん自分の実力が足りなかったと語った若者もいたが、共通しているのはもっと騎手を続けたかったという気持ちが伝わってきたこと。
騎手に憧れて自分の意志で入ってきた世界。競馬は結果がすべての勝負の世界で、厳しいことは百も承知だろう。どこまで頑張るか。これはあくまで本人次第。記者はあと数年でこの世界を去るが、最後まで夢を持った若者たちを応援し続けたい。(花岡敦史)

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