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情熱に限界はない J2移籍を選んだ中村俊輔の再出発

2019年8月2日 18時00分

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J2横浜FCに移籍加入し、記者会見する中村俊輔

J2横浜FCに移籍加入し、記者会見する中村俊輔

今夏、Jリーグの若手勢が先を争うように欧州へ飛び立った。18歳の久保建英はレアル・マドリード、20歳の安部裕葵はバルセロナへ。18歳の菅原由勢はAZアルクマール、18歳の中村敬斗はトゥエンテへ向かい、21歳の前田大然はマリティモ、23歳の鈴木優磨はシントトロイデンに新天地を求めた。
野心満々の「若手花盛り」の時代にあって、胸の内でひそかに情熱を燃やしているベテランがいる。
中村俊輔、41歳。
華々しいキャリアを通じて、初めて下部カテゴリーのJ2・横浜FCに身を投じる決断を下した。
「今もうまくなりたい気持ちがある。だからこそ、環境を変えて挑戦したかった。横浜FCを昇格させれば、J1の選手になることができる。J1に上げた経験がない。選手として経験してみたい、見てみたい。すごく興味がある」
日本で最もエースナンバー「10」が似合う男が選んだのは、意外にも「46」だった。
中村は「『50』にしたら、『あいつ、50歳までやるつもりかよ』とか言われそうだから」とジョーク交じりに笑わせつつ、「『46』はあの人が付けていて、J1に上がったよな、ってなったらいいじゃないですか。出世番号とか、J1に上げた番号と言われたい。それも、ひとつの目標」と語った。
もっとも、中村の思いは「試合に出たい」などという薄っぺらなものではない。その胸中にあるのは、サッカーに対する人一倍の情熱にほかならない。それは、52歳の三浦知良も認めるほどだ。
「俊輔はまだ成長しよう、成功しようという気持ちがある。J1に上がって活躍する意欲を持っている。その姿を見て、やっぱり刺激を受けますよね」
伸び代に限界はない。年齢も実績も関係ない。決して果てることのない情熱の先にだけ、まだ見ぬ世界が広がっているのかもしれない。(松岡祐司)

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