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闇営業問題発覚から3カ月 激動の6月6日を思い出した

2019年8月23日 18時00分

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復帰舞台で漫才を披露するスリムクラブの真栄田賢(左)と内間政成

復帰舞台で漫才を披露するスリムクラブの真栄田賢(左)と内間政成

 発覚から3カ月がたとうとしている吉本興業の芸人を中心とした闇営業問題。今月19日に吉本所属芸人11人の謹慎処分が解除された。その日、早速5組7人が東京・新宿のルミネtheよしもとで舞台復帰。それぞれネタ前に謝罪をし、コントや漫才にも「闇ネタ」を取り入れ、笑いを誘った。
 なかでもスリムクラブは20分近くの漫才のうち、ほとんどを闇営業絡みの自虐ネタを展開。緊張しつつも謹慎前と変わらぬ笑いをとる姿を見ていると、ふとこの問題が発覚した日のことを思い出した。
 この問題が表面化した6月6日はめまぐるしい一日となった。午前中、首相公邸に安倍晋三首相を表敬訪問する西川きよし(73)、池乃めだか(76)ら吉本芸人たちの姿があった。首相が4月に「なんばグランド花月」の公演にサプライズ出演した返礼としてやってきたのだ。すっちー(47)と吉田裕(40)が持ちネタの「乳首ドリル」を首相の前で披露するなど、厳粛な公邸に報道陣らの笑い声が響いた。
 しかし、その数時間後に激震が走る。記者は公邸での取材を終えた後、電車を乗り継ぎ東京湾岸署に移動。大麻取締法違反(所持)の罪で起訴された田口淳之介被告(33)が保釈される可能性があったため、同署前で待機している際に闇営業問題の発覚を知った。7日発売の「フライデー」が「雨上がり決死隊」の宮迫博之(49)らの闇営業を報じるというもの。吉本に問い合わせると、闇営業を仲介した「カラテカ」の入江慎也(42)を4日付で契約解消していたことも明らかとなった。田口被告の保釈が翌日以降に持ち越しとなったこともあり、急きょ同署近くのベンチと机を利用して大慌てで闇営業問題の記事を執筆した。
 謹慎から復帰した芸人がいる一方、宮迫と「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮(47)の復帰のめどは立っておらず、この問題が完全に決着するまでにはまだ時間が必要だ。本来、エンタメは人を楽しませるもの。6月6日のような負の激震が来ないことを祈るばかりだ。(近藤正規)

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