本文へ移動

毎年このタイミングで聞かれる不満… 函館退厩期限、解決方法はないものか

2019年8月20日 18時00分

このエントリーをはてなブックマークに追加
毎年このタイミングで聞かれる不満がある。函館退厩期限の日程だ。例年、キーンランドC週の水曜が札幌出走馬、木曜が東西トレセンへの帰厩馬の退厩期限に設定される。今年も例年通りの運用だ。
直観的にはあべこべにも思える。札幌で使う馬は追い切り集中日の水曜日に退厩しなければならない。おおむね対応策は二つ。追ったその日の午後に馬運車に乗るか、火曜追いを敢行するか。日曜を実質的な最終追いとして、水曜日をごく軽めにとどめるなど、細かく分ければもっとパターンはあるが、いずれにしても水曜追いから翌日以降の輸送という通常パターンはとれない。
トレセン帰厩馬の退厩期限を先にすればいいじゃないかというのは普通の発想だが、実務的には難しい。馬運車が足りなくなる。札幌へ行った馬運車は翌日の函館発のために戻ってこられるが、東西トレセンへ向かった馬運車はそういうわけにはいかない。
与えられた条件は全馬平等だと言ってしまえばそれまでだが、ある節だけ、一つの施設の運用方法がイレギュラーになるのは、馬に普段と異なる環境要因を押しつけることになる。臆病な馬にはストレス要因となりうる。
札幌と函館の馬房数や、競馬場の周辺環境への影響など、さまざまな要因が複雑に絡む問題だが、何かすっきりと解決できる方法はないものだろうか。(若原隆宏)

関連キーワード

おすすめ情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ