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児童「サバまん」開発 小浜・今富小 「地元の新名物に」

2020年11月6日 05時00分 (11月6日 09時46分更新)

完成した「サバまん」をPRする仲野君(左)と釜本さん(右)=5日、福井市の県観光連盟で

 小浜市今富小学校の六年生児童が、地元名物のサバを使った新メニュー「サバまん」を完成させた。児童一人一人がメニューを考え、地元の料理人と相談して肉まん風の皮(生地)の中にサバと地元産のタマネギ、ネギを包んだまんじゅうにたどり着いた。福井市の県観光連盟で五日、記者会見を開き、児童たちは「新たな名物にしたい」と抱負を語った。 (藤共生)
 「サバまん」は一年半を掛けた労作だ。昨年四月、小浜市の事業で児童らがふるさとの魅力を発信することになったのがきっかけ。当時五年生だった児童三十八人が、地元の新名物を作ることを目標にした。

児童たちが考えたメニュー案。この中から「サバまん」が選ばれた=5日、福井市の県観光連盟で

 まずは地元のサバ料理を食べてみて、一人一人がメニューを考案した。「サバ巻き」「サバカツ」「サバラーメン」−。たくさんの案の中から、地元の料理人高野滋光(しげみつ)さんと相談して「サバまん」に決めた。お土産や食べ歩きに最適なメニューというのが決め手だった。
 サバを使った餡(あん)は三種類試作。児童たちが食べ比べ、サバの味がしっかりと感じられる生姜(しょうが)じょう油味に決めた。生地も自分たちで試作した。昨年十一月には地元の祭りで来場者に試食してもらい、アンケートをして商品作りに生かした。
 PR用にイメージキャラクターもつくった。児童たちがデザインを書き、それを基に地元のデザイン会社が仕上げた。サバを手にしたかわいらしいまんじゅう型のキャラで、シールも作製した。
 この日は、修学旅行で福井市を訪れた児童らが、同連盟事務所で記者に向けて発表。漫才風の紹介あり、スケッチブックを重ね合わせたモザイク文字による紹介ありと、練習を重ねたPRで、記者や県職員からは拍手が湧き起こった。釜本奏(かなで)さん(11)は「具が出ないような皮を作るのに苦労した。地元や観光客の人たちに『小浜にこんなのあるんだ』と喜んでほしい」と期待を込めた。仲野司真(かずま)君(11)は「大人から子どもまでおいしいと思ってくれるはず。全国に広めていけたら」と胸を膨らませていた。
 製造・販売は社会福祉法人コミュニティーネットワークふくい若狭事業所(若狭町)が手掛け、七日から販売する。すぐ食べられる一個売り(税抜き二百五十円)は若狭フィッシャーマンズワーフ、やまと庵(あん)、キッチンブー(いずれも小浜市)で、冷凍の三個売り(同六百四十円)は道の駅若狭おばま、ママーストアーおばまショッピングセンター店、キッチンブー、サニーマート南店(同)と同おおい店(おおい町)、ヤマザキYショップ上中店(若狭町)で扱う。

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