本文へ移動

踏み込んだ暑熱対策を 競馬は真夏も日中いっぱい開催

2019年9月17日 18時00分

このエントリーをはてなブックマークに追加
先月、朝のラジオ番組で東京五輪総合馬術テスト大会クロスカントリーの模様を報じる記事が紹介されていた。
30度を超えた中での開催。取り上げたコメンテーターは「暑さで馬の反応が悪かった」とか「競技順が早いか遅いかで暑さが違う」と参加者が影響を強く訴えたと紹介し「人も馬も大変ですよね」。それを受けた司会者が「馬がかわいそうですね」と話した。
競馬は今夏も、酷暑の中で行われた。パドック周回時間短縮、パドック周りにミストを設置、競走馬に水をかけるためのホースを検量室前に常備するなど対策がとられていたが、競走を終え、引き揚げてくる馬の息遣いの激しさは影響を感じさせた。
トレセンでは日の出時刻に合わせ調教が始まる分、気温が上がる前に調教を終えられるが、開催中の競馬場でそうはいかない。競走中や調教中ではなかったが、熱中症が疑われる症状を発端に死亡したオープン馬もいた。
年々、厳しくなる暑さ。夏場の競馬場では、暑熱対策にもう一歩踏み込めないかと思う。パドックに遮光の屋根を取り付け空調を入れるとか、パドックが常に影に入るように木を植えるなど、コースに出る前の消耗を少なくするため直射日光から人馬を守る工夫の余地はまだありそうだ。
冒頭のコメンテーターさん。競馬は真夏も日中いっぱい開催されると知ったら一体何と言うだろうか。(高橋知子)

関連キーワード

PR情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ