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大野雄、お立ち台で“チーム愛”激白「弱いドラゴンズを今年で終わらせ…来年は優勝狙えるチームに」

2020年11月6日 06時00分

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大野雄の奮投で中日は8年ぶりのAクラスを決めた

大野雄の奮投で中日は8年ぶりのAクラスを決めた

 エースで決めた。中日は5日、DeNA戦(ナゴヤドーム)を制して3連勝し、2位だった2012年以来8年ぶりのAクラス入りを確定させた。先発の大野雄大投手(32)は7イニングを5安打無失点で11勝目。防御率のタイトルも、奪三振のタイトルも大きく引き寄せ、チームにはびこっていた負の歴史を断ち切った。
 7年間も閉じたままだったAクラスの扉をついにこじ開けた。大野雄が9回を締めて戻ってきた祖父江と抱き合う。「僕が入団してからは、ほぼBクラス。本当にこのAクラスまでが長かった」。お立ち台でそうひと息つき、こう続けた。
 「CSがないのは関係なく、何とか弱いドラゴンズを今年で終わらせて来年からは優勝狙えるチームづくりをしないといけないと思ってやってきた。これまでも必死にやってきた7年間やと思うんで、めちゃくちゃうれしいです」
 前夜に8年ぶりの勝ち越しを決めた。「貯金ありのAクラスでないと意味がない」と言い続けたエースが続かないわけにはいかない。「僕でというか、きょうで決めたい」。いつもよりも直球を増やし、最初から全力で飛ばした。
 5回途中に右脚がつっても「打順が回ってくるまでは」と踏ん張った。勝利を優先して7回を終えて降板を申し出たが、1点を守り切り、防御率も1・82に向上。タイトルを争う広島の森下に0・09の差をつけ、奪三振も断トツの148まで伸ばした。
 師と慕う先輩への思いがあふれていた。試合前練習のキャッチボール。登板日には控える男が大事な一戦にもかかわらず、ルーティンを変えた。6日の引退登板に向けて合流した吉見に「大丈夫です。やりましょう」と申し込んだのだ。
 「うれしかった。うるっと来ました」。この日の引退会見でも泣かなかった右腕の涙腺を緩ませた心のキャッチボール。登場曲でも吉見が2012年に使ったモンキーマジックの「ただ、ありがとう」を流し、感謝の気持ちを表した。
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