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悩めるママつながろう 大倉さん、ネットに交流の場

2020年11月6日 05時00分 (11月6日 05時03分更新)
オンラインコミュニティを立ち上げた「ママライフバランス」の大倉昌子副社長=浜松市中区で

オンラインコミュニティを立ち上げた「ママライフバランス」の大倉昌子副社長=浜松市中区で

 産後うつや児童虐待の防止につなげるため母親同士の交流会や学びの場の提供を行うママライフバランス(名古屋市中区)が、子育てやキャリアなど同じ境遇や悩みの母親同士がつながれるオンラインコミュニティを立ち上げた。静岡支部長も務める大倉昌子副社長(42)=湖西市=は「『ママとしての自分』と『大人としての自分』の両方を大切にし、笑顔になれる母親を増やすことにつながれば」と話す。 (細谷真里)
 大倉さん自身、十三歳と十二歳の子どもを育てる母親。二人目の産後、仕事と家庭・育児の両立をしたいと育休を取得し、いずれは仕事に復帰するつもりだった。しかし、リーマン・ショックによる社会情勢などの事情でやむなく退職を選択した。
 子育てに日々懸命に取り組む中無意識に過労を重ね、ある日、気が付いたら貧血で倒れていた。「ちゃんとした母親でいないと」という思いが心のどこかであった。家族やママ友につらさや大変な部分をなかなか見せられず孤立していた。キャリアについても、働く母親が身近におらず、当時なかなか相談できなかった。
 だからこそ、産後うつによる自殺や、児童虐待のニュースを目にするたび「人ごとじゃない」と感じるようになった。「近くにはいなくても、全国には同じ悩みを持つママたちがいるはず。普段から共有し合える場所があれば」。そこで、上条厚子社長らとともに、オンラインコミュニティを立ち上げることにした。
 昨年三月から事業化を模索。試行期間を経て、先月中旬からついに運用を開始した。「ハッシュタグ会」と名付け、「ワンオペ育児のオモテとウラ」や「産後の働き方を自分らしく選びたい」などのテーマ別に分かれ、現役の母親メンバーが司会者となり、互いの思いや知恵を共有できる。
 一回五百円、参加し放題の「ママバラパスポート」は月額八百円。他にも、コミュニケーションのこつやベビーマッサージなどを学べるワークショップや、夜にテーマ別で気軽に話せる「パジャマ会」などのサービスもある。大倉さんは「ランチ一回に行く感覚で、まずは気軽に参加してみてほしい」と呼び掛ける。「ママバラ」で検索。

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