本文へ移動

令和初のダービージョッキー浜中俊 14カ所骨折からの復活を楽しみに待ちたい

2019年12月30日 18時00分

このエントリーをはてなブックマークに追加
浜中俊騎手

浜中俊騎手

 「本当に激動の1年でした。最後のは余計ですけどね」。令和元年となった2019年の中央競馬も無事終了。ターフを彩ったジョッキーの中で、最も振り幅が激しかったのが、浜中俊騎手(31)=栗東・フリー=だろう。
 5月、日本ダービーをロジャーバローズで勝利。「さすがに厳しい」という言葉を何度も聞いており、レース直後はあっけに取られたが、「勝っちゃいました。でも、うれしい」と弾んだ声を聞いて、良かったなと心底思った。その後も、いい流れは続き、地元・小倉でJRA1000勝を達成。ようやく浜中らしい、屈託のない笑顔が戻ってきていることを実感していた。
 そんな中、京阪杯(11月24日)での落馬事故。翌々日に本人から電話があり、14カ所も骨折したと聞いた時は、こちらが恐怖で身震いした。「上半身の骨は、ほぼ折れていましたね。手術するまでの5日間は地獄のようでした」。それでも強じんな肉体を持つ男だけに回復は早かった。術後、1週間たって、お見舞いに行った時は、すでに普通に手が動くようになっていた。
 冒頭のセリフはその時、本人が口にしたもの。個人的には、この大けがで来春戻って来られそうなのが、奇跡じゃないかと思える。「この機会に、じっくり体を作り直します」と浜中。桜が咲く頃、令和最初のダービージョッキーが復活するのを楽しみに待ちたい。(黒柳勝博)

関連キーワード

PR情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ