本文へ移動

集まれ たんなん島に 人気ゲームで魅力発信 

2020年11月5日 05時00分 (11月5日 09時37分更新)

「たんなん島」でスコップを持つ「丹南ともみ」さん(中央)=県丹南広域組合提供

 広域組合が「あつ森」に支所

 丹南の五市町でつくる県丹南広域組合は、人気ゲーム「あつまれ どうぶつの森」(あつ森)を活用し、地域の魅力を発信する新たな取り組みとして、ゲーム内に「たんなん島(とう)」をつくり、支所を開設した。魅力発信を担うバーチャル職員として、仁愛大の学生という設定のキャラクターを配置。組合の公式ツイッターと連動する形で情報を発信し、仮想空間でのPRをきっかけに丹南地域への関心を高めてもらい、観光での誘客や各市町のファンづくりにつなげる。 (中場賢一)
 「あつ森」は、家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」向けソフトで、無人島を舞台にプレーヤーが住人となって、さまざまな材料を使い道具や家具を作ったりして楽しむ。今回の取り組みでは、ゲーム内でイベントを開催し、一般のプレーヤーに参加してもらう。例えば「あつ森」の中の博物館で、丹南地域で開かれているのと同じ展示を行い、興味を持ってもらった人に、現実の会場に足を運んでもらうことなどを想定している。
 同組合は地域振興整備事業などに取り組んでいるが、今年は新型コロナウイルスの影響で、対面の活動は縮小せざるを得ない状況になっていることもあり、若者を中心に人気のゲームを活用したプロモーションを企画した。
 登場させるキャラクターは、同組合のインターンシップ(就業体験)に参加している仁愛大四年生という設定の「丹南ともみ」さん。一般のプレーヤーが、キャラクターと交流できるのは、イベント時などで、公式ツイッターでは、イベントなどの情報を告知するほか、たんなん島内の施設整備についての質問もするなどして関心を高める仕掛けをしていく。

「丹南ともみ」さん(中)に辞令を交付する奈良市長(右)とスコップを授与する田代学長=4日、越前市役所で

 越前市役所で四日、概要説明と辞令交付式があった。同組合管理者の奈良俊幸越前市長は、支所開設を「二十〜三十代の若いターゲットに、丹南地域の魅力を発信し、認知度向上とファンづくりを行うため」と説明。仁愛大の田代俊孝学長は「丹南ともみ」さんに島づくりで役立つスコップを授与した。奈良市長からは辞令が交付された。仁愛大では、ゼミの活動で取り組みに関わる学生もおり、学生たちは「新しくて面白い」や「丹南を盛り上げていきたい」などと話していた。

関連キーワード

おすすめ情報

福井発の新着

記事一覧