宿泊客夕食 七尾の店で 和倉温泉「泊食分離」プラン

2020年11月5日 05時00分 (11月5日 05時03分更新)
モニターツアーで旅館を出て飲食店で夕食を楽しむ宿泊者ら=七尾市生駒町のまいもん処いしり亭で(ななお・なかのとDMO提供)

モニターツアーで旅館を出て飲食店で夕食を楽しむ宿泊者ら=七尾市生駒町のまいもん処いしり亭で(ななお・なかのとDMO提供)

  • モニターツアーで旅館を出て飲食店で夕食を楽しむ宿泊者ら=七尾市生駒町のまいもん処いしり亭で(ななお・なかのとDMO提供)
  • 夕食を飲食店で楽しむ旅館のプランを紹介する特設サイトにつながるQRコード

きょうから13店からお好みで


 七尾市などの地域活性化に取り組む一般社団法人「ななお・なかのとDMO」は、同市・和倉温泉の旅館と連携し、宿泊客に夕食は旅館を出て市内飲食店で楽しんでもらう「泊食分離」の新プランを企画した。特設サイトを立ち上げ五日から提供を開始する。コロナ禍で打撃を受ける飲食店の利用増を図りつつ、食材豊富な七尾の味に触れてもらうことで宿泊者の増加につなげたい考えだ。(中川紘希)
 DMOが「まち食STAY」と銘打ち、和倉温泉の旅館協同組合や観光協会、七尾街づくりセンターなどと協力。加賀屋など十一旅館の宿泊プランに、「まち食」を組み込んでもらった。宿泊客は和食や洋食、海鮮の浜焼きなどの十三店舗から好みの店を選ぶ仕組み。料金は時期や店によって異なるが、送迎のタクシー代込みの一泊二食(朝食は旅館で提供)プランで全体で一人あたり二万〜四万円程度という。
 和倉温泉では新型コロナウイルスの影響で宿泊者数が激減し新たな顧客獲得が課題に。一方で市内では飲食店が料理のコンテストで上位入賞するなど、レベルが高いと判断し、宿泊プランへの導入を決めた。現在は一泊二日の形態が多いものの、新プランでは一日目の夕食を旅館で、二日目を飲食店でとの選択もでき、連泊の増加にも期待を寄せる。
 今月三日にはモニターツアーを実施した。和倉に宿泊した約二十人が市中心部でボランティアガイド「はろうななお」の案内を受け、連動企画としてライトアップされた小丸山城址(じょうし)公園も見物。その後、付近の店で飲食を楽しんだ。DMO担当者は「七尾の街と手を組み、一緒に発展していければ」と意気込む。

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