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こんな時だからこそ…ロンドン五輪銀メダリストが体現した”普段着の心” アーチェリー・古川高晴「僕らにできることは…」

2020年3月27日 18時00分

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古川高晴

古川高晴

 こんな時こそ普段と同じように-。簡単なようで難しいことを、五輪銀メダリストが体現してくれた。
 新型コロナウイルスの影響で大会の延期、中止が相次ぐ中、3月22~23日はアーチェリーの五輪代表2次選考会が行われた。2008年北京から3大会連続で五輪に出場し、12年のロンドンでは個人銀メダルを獲得した古川高晴(35)=近大職=が1位で通過し、最終選考に駒を進めた。
 強風のコンディション、無観客試合、五輪を巡る環境も日々変化する。そうした中で、淡々と2日間試合を進めた。新型コロナウイルスによる五輪への影響について聞かれると、こう答えた。
 「いろんな報道がありますけど、僕らにできることは自分のペースを崩さずに体調の管理をしながら普段と同じ練習を続けることだと思う。『嫌だな』とか『よっしゃ、ラッキー』と思わないようにに普段と同じようにするしかない」
 東京五輪は延期が決定。4月11~12日に無観客で行われる予定だった最終選考会も開催を見合わせることになった。先の読めない状況が続く。それでも、「なんとも言えないですけど、そういうことに関しては特別な思いは持たない方がいいと思う。選考会があれば全力でやるしかない」と冷静さを失うことはない。
 新型コロナウイルスに関する報道が毎日のように流れ、「コロナ疲れ」という言葉まで出てきてきた。記者自身も仕事のスケジュール変更、先の見えない不安に「嫌だな」と思ったことが何度もあった。それでもコントロールできない状況は受け入れながら、普段と同じに淡々と準備を進めることが、今できることなのだと改めて実感した。(広瀬美咲)

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