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コロナ禍で馬主がピンチ 早急に対策を立てなければ競馬の将来は明るいものにならない

2020年5月19日 18時00分

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 徐々に感染拡大が収まってきたとはいえ、新型コロナウイルス禍は予断を許さない。その状況下で数多くの関係者が移動する北海道開催の有無がトレセン内でうわさされるようになったが、そんな声をシャットアウトする形でJRA側から改めてまずは予定通りの函館開催が通知された。
 同時に明らかにされたのが札幌開催時における、関係者が“裏函”と呼ぶ函館滞在の中止。Wコースで調整したい陣営にとっても、頭数確保をしたいJRAにとっても難しい夏となりそうだ。
 それでも第一なのは競馬の無事開催だ。ただ、一方でコロナ禍が馬主の本業圧迫につながれば競馬界に与える影響は大きいとの声も聞かれるようになった。
 ある調教師は「馬主さんの中には飲食業や宿泊業を生業としている方もいる。経済的に厳しくなれば、競走馬の維持も難しくなるだろう」と今後を危惧する。
 無観客が続くこの状況下ながら先週のヴィクトリアマイルの売り上げは前年比を上回った。ただ、オーナーがあってこその競馬。馬主が少なくなれば同時に生産者の経営も厳しくなる。大事なのは新型コロナ前の姿に戻していくこと。早急に対策を立てなければ、競馬の将来は明るいものにはならない。(大野英樹)

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