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「ポストコロナ」の時代は学園、恋愛ドラマが減少する!? 場所が借りられない? キスシーンも撮れない?

2020年5月22日 18時00分

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事務所関係者(左)とともに浦和署を出るボビー・オロゴン容疑者

事務所関係者(左)とともに浦和署を出るボビー・オロゴン容疑者

 5月18日夜、埼玉県警浦和署の正面入り口前は50人以上の報道陣でごった返していた。妻の顔をたたいたとして、暴行容疑で逮捕されたタレントのボビー・オロゴン容疑者が釈放されるのを取材するため、新聞、テレビ、ネット媒体の記者、カメラマンが集結。新型コロナウイルスがまん延しているさなか、各記者がマスクをするのはもちろん、3密状態を避けるため距離を置いて待機するなど工夫も見られた。
 コロナの影響で、芸能業界でもイベントや公演のほとんどが延期・中止となり、芸能記者が現場取材する機会も激減。そんな中、浦和署での取材は久しぶりに顔見知りの記者と再会する場ともなった。
 しかし、イベントなどが開催できない芸能業界の打撃は深刻だ。ドラマや映画などの撮影もストップし、業界の損失は3300億円に上るといわれる。既に多くの地域では緊急事態宣言が解除され、残る首都圏の1都3県と北海道も近々解除されるのではとの見方もある。だが、宣言が解除されたからといって、すぐに芸能業界の活動全体が動きだすわけではない。コロナを警戒しながら報道陣や観客を集めてのイベントは参加人数を絞らざるを得なくなり、会場や出席者の除菌対策にも手間と経費をかけることになる。
 ある事務所関係者は「ドラマや映画では学園ものや恋愛ものは少なくなるのでは」と危ぐする。学園ドラマでは物語の舞台となる学校がクラスターを恐れロケに協力してくれなくなる、恋愛ドラマではコロナ感染防止ではご法度の”濃厚接触”が避けられない。キスや抱き合うシーンも撮影が難しくなるのだろうか。
 既に一部で採用されているZoomを使った会見や、行定勲監督が完全リモートで製作した映画が話題となったが、これらの試みは「ポストコロナ」「ウイズコロナ」の時代でも重宝されそうだ。コロナの第2波、第3波もにらみながら、芸能業界の景色も今後は全く違ったものになる。(近藤正規)

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