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印章彫刻や畳張りなど 与進北小児童が熟練職人に学ぶ

2020年11月3日 05時00分 (11月3日 05時03分更新)
職人から畳縁の張り付け方を教わる児童たち=浜松市東区の与進北小で

職人から畳縁の張り付け方を教わる児童たち=浜松市東区の与進北小で


 職人たちがもの作りの魅力を伝える出前講座が、浜松市東区の与進北小学校で開かれた。講師を務めたのは技術と指導力が優れているとして厚労省に「ものづくりマイスター」と認定された熟練技能者ら。六年生七十八人が、印章彫刻、ミニ畳作り、銅板へら出しの中から興味のある分野を選んで挑戦した。
 印章彫刻の講座で児童たちは、県印章業協同組合の技能士たちから教わりながら、軟らかくて彫りやすい白渓石に印刀で好きな漢字を篆(てん)書体で彫り入れた。鈴木歩武君(11)は名前の「武」を彫ったといい「力の入れ方が難しかった。うまくできたので、絵を描いたときなどに押してみたい」と話した。
 ミニ畳作りは県畳適格組合連合会が担当。台紙にゴザと畳縁(たたみべり)を張り付ける工程を体験した。宮原由奈さん(12)は「畳の角で畳縁を折りたたむ作業に苦労したが、職人さんに手伝ってもらい上手に仕上がった」と笑顔を見せた。
 県板金工業組合員が指導した銅板へら出し体験では、下絵を銅板に写し、木べらで擦りながら絵柄の凹凸を浮かび上がらせた。末長愛唯那さん(12)は「時間がかかってしまったが、職人さんに褒められたのでうれしかった」と喜んだ。 (中田弦)

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