5万円給付、しわ寄せ重く 岡崎市、取り崩す6基金

2020年11月3日 05時00分 (11月9日 11時00分更新) 会員限定
 全岡崎市民への五万円給付に必要な総額約百九十五億六千万円を含む本年度補正予算案と、財源確保のために「使い道の決まっている五つの基金を廃止する」条例案を市議会十一月臨時会に提案することを明らかにした中根康浩市長。二日の市役所での記者会見では、十月の市長選で掲げた看板公約実現に向け「(新型コロナウイルス感染拡大は)激甚災害に相当する市民の大ピンチ。(五万円給付は)最優先されるべき事業」とあらためて強い意欲を見せた。(鎌田旭昇)
 条例案が可決されれば、約二百七十億円(今年三月現在)あった基金の大半が年内になくなる。市職員からは「災害の初動対応や道路補修に影響が出る」「コロナの次の感染拡大に対応できない」との声が上がっている。財源確保のために取り崩される基金を整理する。 
 【財政調整基金】残高は約八十一億円。条例を廃止しなくても比較的自由に使え「市の貯金」にも例えられる。市は適正な積立額を「百億円」と考えている。市は近年、この基金から四十億円を取り崩して当初予算を編成している。コロナ禍による地域経済の落ち込みで、来年度の税収は約七...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

記者へのメッセージポストへの投稿はこちらから

関連キーワード

PR情報

愛知の最新ニュース

記事一覧