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骨髄支援制度で初適用 福井市が提供者と会社に助成

2020年11月3日 05時00分 (11月3日 05時00分更新)
福井市の骨髄ドナー支援制度の適用第1号となった男性。「他市町にも制度が広がれば」と期待する=福井市内で

福井市の骨髄ドナー支援制度の適用第1号となった男性。「他市町にも制度が広がれば」と期待する=福井市内で

 福井市は今年四月、県内で初めて「骨髄等提供ドナー支援制度」を創設した。骨髄バンクのドナー登録者が骨髄などの提供を求められた場合、本人と勤務する会社に支援金を支給し、決断を促す仕組みだ。市の制度適用の一例目となったのは、市内の三十代男性会社員。本紙の取材に「制度は骨髄の提供を決断する大きな後押しになった。この制度が県内のほかの市町にも広がっていけば」と期待する。 (藤共生)
 骨髄バンクは、白血病などの治療で移植を希望する人と、骨髄液や末梢(まっしょう)血幹細胞を提供するドナーをつなぐ機関。五十四歳までドナー登録できるが、実際に提供を求められた場合に仕事を休めないなどの理由で断るケースもある。そのため近年は、行政による支援制度が全国的に創設されつつある。
 男性がドナー登録したのは二十代の時。親戚を血液の病気で亡くした友人が登録したことに触発されたという。
 今回、提供を打診された際には手術や全身麻酔のリスクをしっかりと聞いた。「未知の体験で怖かったけれど、患者さんの方がよほど怖いだろうと思えば大したことではないと思った」と振り返る。
 この時、福井市の支援制度が決断の後押しになった。制度では...

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