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23年春まで しばしの別れ…京都競馬場“最後の日” 「2年半後の開幕レースも勝つ」「感慨深い」それぞれの思い

2020年11月3日 18時00分

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最終レース終了後に馬場解放を行い、改修前の京都競馬場と最後の別れを惜しむファン

完成から40年。長い歴史を刻んできた京都競馬場のスタンド「グランドスワン」。全面リニューアル前の最後となった1日、京都12Rはいつもと違う雰囲気の中で行われた。
 レースを制したのは和田竜二騎手(43)騎乗のコパノマーキュリー。和田竜は「最後を勝てて良かった。2年半後の開幕レースも勝ちたいね」と笑いを誘った。報道陣が喜ぶコメントを即座に出してくれるあたりはさすが和田竜だった。
 コパノマーキュリーを管理する田所秀孝調教師(70)にとっても思い出に残る1勝。師は来年2月で定年を迎えるからだ。「長い歴史の中で最後の勝利ですからね。私自身も淀で育ってきただけに感慨深いものがありました」としみじみと振り返った。
 「コパさん(馬主・小林祥晃氏)の力も働いたのかな」と田所師。師がJRA通算300勝を達成したのも風水師のコパ氏所有馬だったというから不思議な巡り合わせの勝利だっだ。
 
 長い歴史にひとまず幕を下ろした京都競馬場。コロナ禍で世の中が不透明になり、競馬場も入場制限される中でコントレイル、デアリングタクトという牡牝ともに無敗3冠馬が誕生する記録にも記憶にも残る開催となった。再開は2023年春。リニューアルした淀はどんなドラマを見せてくれるのか。楽しみになってきた。(大野英樹)

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