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西村優菜8バーディー大逆転でプロ初優勝!「自分の想像以上のゴルフできた」150センチは歴代2番目の低身長

2020年11月1日 19時21分

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最終日、優勝トロフィーにキスをする西村優菜

最終日、優勝トロフィーにキスをする西村優菜

◇1日 女子ゴルフ 樋口久子三菱電機レディス最終日(武蔵丘GC) 
 6打差3位からスタートしたルーキーの西村優菜(20)が8バーディー、1ボギー65の猛チャージ。通算11アンダーまで伸ばして大逆転でプロ初優勝を飾った。身長150センチのツアー優勝者は、通算3勝で149センチの馬場ゆかりに次いで2番目の低身長。
   ◇   ◇
 こんな結末は誰も予想できなかった。“リトル・スマイルシンデレラ‘‘こと、出場プロ最低身長の西村が表彰台の1番高い場所に立った。
 「ベスト3を目指してスタートして、自分の想像以上のゴルフができました。後半14番で首位と2打差になった時から目標を優勝に切り替えて…強い気持ちでプレーできたと思います」。首位・勝と6打差からの最終日。前半3バーディー、1ボギーと2つスコアを伸ばしたが、勝が9番でチップインイーグルを決め、4打差でのハーフターンだった。
 しかし、乱れ始めた勝に対し、西村のショットは研ぎ澄まされていく。11番で2メートルのバーディーを決めると14番から2・5メートル、1メートル、2・5メートルとピンを刺すアイアンショットを連発。3連続バーディーで追いついた。
 「9月の日本女子プロ選手権で最終日最終組を回った時、どこか守りに入ってしまったことを反省した。次のチャンスは攻める気持ちを大事にしようと思っていた」
 最終18番パー5の第3打は「セカンドをちょっとダフってしまって」残り115ヤード。「体が小さいし、飛距離には関してはハンディがあると思ってるけど、ゴルフは他の要素でカバーできる。ショートアイアン、100ヤード前後のショットが自分のストロングポイント」という西村の真骨頂、ピッチングウエッジがとどめを刺した。「完璧でした」。ピン奥1メートル。「あまり得意じゃない下りのスライスライン。これは試練だなと思ったけど、リズムだけを意識して打ちました」。そして、決まった。
 プロ10戦目にしての初V。涙はなかった。力いっぱいの握りこぶしを何度も振った西村は「まず母(枝里子さん)に喜びと感謝を伝えたい。V賞金で欲しがっていた財布をプレゼントしたいと思います」。トレードマークの笑顔がひときわ輝いた。

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