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打席中に脱臼のアクシデント 大阪桐蔭の先発・松浦「治し方知ってる」マウンド戻るも3連打浴び…V逃す

2020年11月1日 17時04分

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打撃で右肩が抜けるアクシデントに見舞われた大阪桐蔭高の松浦投手

打撃で右肩が抜けるアクシデントに見舞われた大阪桐蔭高の松浦投手

◇1日 秋季近畿地区高校野球大会・決勝(わかさスタジアム京都) 大阪桐蔭(大阪1位)3―7智弁学園(奈良2位)
 大阪桐蔭は、先発した150キロ左腕の松浦慶斗投手(2年)が5イニングで本塁打を含む7安打の4失点と崩れ、智弁学園に敗れて3年ぶりの優勝を逃した。先発の松浦にはアクシデントがあった。2―3と追い上げていた4回裏の攻撃。2死三塁で左打席に入った松浦はファウルを打った際に、右肩を押さえ、うずくまった。中学時代にヘッドスライディングで脱臼した経験。バットを振ったとき、抜けることがあるという。
 「治し方は知ってて、ピッチングに響かせないようにと考えました」
 その打席は一邪飛。5回のマウンドにも上がったが、2死から3連打されて2点差にリードを広げられた。
 「ケガするのも自分の実力。強い体をつくりたい。真っすぐだけで押す子どもみたいな投球はしていられない。制球難もあるので、課題はいっぱいあります」。松浦は東日本大震災を経験。当時、宮城県石巻市立門脇小学1年生だった。津波が押し寄せ、学校に駐車してあった車が何台も流され、漏れ出たガソリンに引火。「学校が燃えたことは覚えてます」とつらい体験をした。
 父の吉仁さんは北海高校で甲子園経験があり、社会人野球(山陽国策パルプ旭川、日本製紙旭川)でもプレー。その関係で震災後は石巻市から北海道へ引っ越した。
 父と同じ舞台に立つ日が来る。今夏、甲子園交流試合の東海大相模戦で松浦も登板したが「交流試合は甲子園と思っていません」と断言。日本一を争うトーナメントではなかったからだ。来春のセンバツ出場は確実。そのマウンドへ背番号1で立つために、この冬は鍛え抜く決意だ。

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