内村航平 再検査で新型コロナ「偽陽性」国際大会は予定通り出場へ ともに合宿中の7選手も陰性
2020年10月31日 19時47分
国際体操連盟(FIG)は31日、新型コロナウイルスのPCR検査で陽性だったと29日に発表した体操男子の内村航平(31)=リンガーハット=に関して、再検査の結果、「偽陽性」だったと結論づけた。欠場の可能性が浮上していた8日の国際大会(東京)にも予定通り出場する。
陽性判定を受け、内村は30日に3カ所でPCR検査を受け、いずれも陰性だった。内村自身は無症状で熱もなく、FIGは「検査結果、臨床症状および経過を総合的に考慮」して「偽陽性」と判断。保健所への報告も済ませた。内村とともに合宿中の日本代表の男女7選手のPCR検査の結果も陰性だった。
PCR検査の確度は70%程度とされている。FIGは「今回は『偽陽性』という新たな課題に直面した。内村選手の体調は万全で、大会へ向けて調整している」とコメントした。大会に参加する米国、ロシア、中国の選手も28日にPCR検査を受け、全員が陰性。4日に来日する。
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