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中京大中京エース・畔柳11K完封!来春センバツほぼ確実に 目指すは中日1位・高橋の154キロ超え

2020年10月31日 18時16分

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最後の打者を打ち取るマウンドで雄たけびを上げる畔柳

最後の打者を打ち取るマウンドで雄たけびを上げる畔柳

◇31日 秋季高校野球東海大会準決勝 中京大中京7―0三重(ダイムスタジアム伊勢)
 昨秋に続いて中京大中京(愛知1位)と県岐阜商(岐阜1位)が1日の決勝に進出するとともに、来春センバツ出場をほぼ確実にした。中京大中京は三重(三重1位)に7―0で7回コールド勝利。エースの最速151キロ右腕、畔柳(くろやなぎ)亨丞投手(2年)が被安打1、11奪三振で完封した。
 ◇   ◇   ◇
 勝てば2年連続のセンバツ出場が事実上決まる決戦で、中京大中京の畔柳が圧巻の投球を披露した。7回1死まで三重打線を無安打に抑え、7イニングを被安打1、11奪三振で完封。最後の打者を空振り三振に締めると、マウンドで拳を握り締めた。
 「去年のセンバツは中止になって、悔しい思いで練習してきた。うれしい気持ちはあるけど、まだ試合は終わっていないので…」。正式決定ではないため、コメントは控えめ。それでも、表情には充実感がにじみ出た。
 憧れの先輩に教わった新しい武器を駆使し、三振の山を築いた。新チーム結成後、中日ドラフト1位指名の高橋宏斗投手にツーシームの握りを教わり、それをチェンジアップにアレンジ。この日は11球団のスカウトが見つめる中、最速147キロを計測した直球とスライダーなどカウントを稼ぎ、追い込んでからチェンジアップを振らせた。
 7回参考記録ながら、無安打無得点達成まであと2死と迫る中、左翼線に落ちる打球で不運な初安打を許した。だが、表情を変えずに、その後の2死二、三塁のピンチは三振でしのいだ。「あくまで勝利が目標」。涼しい顔で振り返った。
 26日のドラフト後、高橋から「プロで頑張るよ」と声をかけられ「頑張ってください」と返答した。畔柳の希望進路は未定だが「宏斗さんを超えるために練習している」。当面の目標は高橋の154キロを超える155キロ。そして将来は同じ舞台に立つために、春までにさらにレベルアップしていく。
 ▽中日・近藤スカウト(中京大中京・畔柳について)「コースにしっかり投げ分けられるし、球速以上に球は走っていた。変化球もいいし、一冬越えて、もっと成長すると思う。楽しみ」
 ▼畔柳亨丞(くろやなぎ・きょうすけ) 2003(平成15)年5月3日生まれ、愛知県豊田市出身の17歳。177センチ、80キロ、右投げ右打ち。小学1年から豊田リトルで野球を始め、SASUKE名古屋ヤングでプレーした中学時代はU15日本代表で同W杯(パナマ)に出場。中京大中京では1年夏からベンチ入り。昨秋の東海大会は、けがのためメンバー外。

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