MLBのお騒がせ男また愚行? “暴れ馬”プイグ、女性にトイレで性的暴行したとして訴えられる
2020年10月31日 13時01分
インディアンスからFAとなった“暴れ馬”ことヤシエル・プイグ外野手(29)が、2018年に性的暴行を加えたとして女性から訴えられた。30日に複数の米メディアが伝えた。米ニュースサイトTMZなどによると、女性はロサンゼルス上級裁判所に訴えを起こし、5万ドル(約525万円)以上の損害賠償を求めている。
訴状によると、事件が起きたのは同年10月31日。2人はロサンゼルスのNBAレーカーズの本拠地ステープルズセンターでマーベリクス戦があった際に知り合ったという。プイグは無理やりトイレの個室に連れ込んだ女性を壁に片手で押さえつけ、もう片手で自らのズボンを脱ぎ、性器を露出させるなどしたという。女性は精神的苦痛を受け、身体的にも一生残る障害を負ったとしている。
プイグはキューバ出身で当時はドジャースに所属していた。その後、レッズ、ブレーブスと移籍し、ブレーブスとの再契約が伝えられた今年7月に新型コロナウイルスへの感染が判明し、今季はプレーしなかった。14年に球宴選出され、メジャー通算7年間で打率2割7分7厘、132本塁打、415打点。
“暴れ馬”の異名は殿堂入りしたドジャースの専属アナウンサー、ビン・スカリー氏がつけたもので、たびたび乱闘の発端となることでも有名だ。
19年はパイレーツ戦の2試合で暴れ回り、同年7月31日はトレード移籍が決まった直後に乱闘に参加。試合後は「チームメートたちと会えなくなるのは寂しいね」と、どこ吹く風だった。グラウンド外では運転の速度超過により3度逮捕されている。さらに17年はヤジった観客に中指を立てるジェスチャーで応じるなど、お騒がせぶりは枚挙にいとまがない。
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