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ケガ人続出のプレミアリーグ…7人離脱のリバプール・クロップ監督が「5人交代制」廃止を痛烈批判 マンCグアルディオラ監督らも同調

2020年10月31日 12時11分

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リバプールのクロップ監督(AP)

リバプールのクロップ監督(AP)

 FW南野拓実が所属するイングランド・プレミアリーグ、リバプールのユルゲン・クロップ監督(53)が30日、定例記者会見で、今季採用されなかった5人交代制について「元に戻すべきだ。リーダーシップの欠如だ」と同リーグのリチャード・マスターズ最高幹部を痛烈に批判した。英紙ガーディアンなどが報じた。
 リバプールはDFファンダイクがひざを負傷して長期離脱。ほかMFアルカンタラ、MFファビーニョら計7選手が戦線から離れている。
 新型コロナウイルスの感染拡大により昨季、各国リーグが中断。国際サッカー評議会(IFAB)は選手の健康を考慮し、ルールを改正して一時的に「5人交代制」を許可し、リーグ再開後、プレミアなど各国リーグが採用した。その後、IFABはこの「5人交代制」を来夏まで延長し、今季各国リーグや欧州チャンピオンズリーグなどが引き続き採用した。
 しかしプレミアリーグは、全20クラブが投票を行い、「5人交代制は選手層が厚い強豪クラブに有利になる」という意見が過半数を占め、不採用になった。ところが今季は各チームとも故障者が続出。リーグ全体で、昨季の同試合数終了時と比べ、筋肉系の負傷が42%も増えた。これはシーズンオフが数週間しかなく、開幕が1カ月遅れたことによる過密日程で、選手に負担がかかっていることが原因と見られる。
 クロップ監督は「投票前に多くの情報を提供し、何が起こるかを示していれば結果は違っていた。リーダーシップの欠如だ」とマスターズ最高幹部を批判した。
 同日、クロップ監督に続いてマンチェスター・シティーのグアルディオラ監督も「5人交代制は一部のチームを有利にするものではない。選手を守るためだ」と同調。またマンチェスター・ユナイテッドのスールシャール監督も「この反対票を投じた理由は分からなくもないが、選手の心身を考えれば、もう少し休ませることが唯一の賢明な解決策だろう」と5人交代制を廃止したことは間違いだったと指摘した。
 年末年始にかけてさらに過密日程になるプレミアリーグ。「5人交代制」復活の声はさらに高まる可能性がある。

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