中日・小笠原が2軍戦最終登板で好投「少しずつ良くなっている。今やっていることは間違っていない」
2020年10月31日 11時33分
◇30日 ウエスタン・リーグ 広島 3―2 中日(由宇)
中日・小笠原慎之介投手(23)が30日、ウエスタン・リーグの広島戦(由宇)に先発し、8イニングを投げ5安打、6奪三振、無四球の2失点と好投した。
強い風が吹く中、小笠原が「らしさ」を発揮する投球を披露してみせた。最速146キロの速球を軸に投げ込み、相手打線を牛耳った。
「前回は変化球を打たれるケースが多かったので、きょうは決め球でもストレートで抑えられるように意識して、変化球に頼らずに投げようと思いました。それができたのかなと思います」
前回登板した24日のソフトバンク戦(ナゴヤ)は6イニング12安打6失点と奮わなかったが、しっかりと修正してきた。
初回こそ失点したものの、その後は4イニング連続で三者凡退に抑えるなど、直球を主体とした本来の投球を取り戻し「コーチや捕手の桂さんに助けてもらって、修正することができました」と好感触を得たようだ。
今季の2軍での公式戦最終登板を好投で締めくくり、来季へとつなげていきたいところ。「まだまだですけど、少しずつ良くなっている。今やっていることは間違っていないと思うので、継続してレベルアップできるようにやっていきたいと思います」と気を引き締めた。
(鹿嶋直樹)
(鹿嶋直樹)
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