美川 老舗の味盛る 駅カフェ ランチプレート考案

2020年10月31日 05時00分 (10月31日 10時42分更新)
美川の食材をふんだんに使ったおかずを盛ったランチプレート=白山市のJR美川駅で

美川の食材をふんだんに使ったおかずを盛ったランチプレート=白山市のJR美川駅で

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発酵食も「幅広い世代に」

 JR美川駅(白山市)構内にある待合室と公共スペースを兼ねた「美川37(みんな)カフェ」は、美川地区の発酵食品などを食べやすく調理し一皿に盛り付けた「美川のランチプレート」を考案した。駅を訪れる人に、地元の豊かな食文化を発信する。(都沙羅)
 一皿で全九品が楽しめる。サバのぬか漬け「へしこ」や、大豆のうま味が濃い豆腐、上質なすり身で作ったちくわなどを使う。いずれも地元の「任孫(とうまご)商店」(美川永代町)や「美川タンパク」(長屋町)、「大西蒲鉾(かまぼこ)」(美川和波町)と老舗店の食品を採用。独特の風味があるへしこは、刻んで雑穀ご飯に添え、なじみのない人も食べやすいように調理した。
 カフェは、社会福祉法人仏子(ぶっし)園(北安田町)の障害者向け就労継続支援A型事業所「美川37Work(ワーク)」が運営。地域住民や高齢者、障害者がスタッフとして働いている。
 メニューは現場責任者の森沢直樹さん(30)がスタッフとともに考案。美川地区には郷土食を販売する老舗店が点在するものの、手軽に多品目を楽しめる店が少ないと感じていた。森沢さんは「ランチならば幅広い世代に食べてもらえるかも」と企画した。
 十九日から販売を始め、品数が多くおいしいと評判だという。森沢さんは「美川ならではの味を一度に楽しめる」と太鼓判を押す。
 ドリンク付きで一食七百五十円(税込み)、テークアウトも可能。提供は平日の午前十一時三十分〜午後三時。

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